美しい建築様式が印象的な熱海起雲閣

 さて、先日は日本一の早咲きの桜のあたみ桜を求めて熱海の海岸線をゆるりとお散歩した様子のブログを投稿いたしましたが、今回はあたみ桜のメインの会場となっている糸川周辺にも立ち寄りつつ、熱海市指定有形文化財である起雲閣を訪れました様子となります。

≪ 目次 ≫

・熱海市指定有形文化財の起雲閣
・起雲閣アクセス
・大正ガラスの美しい起雲閣の窓
・糸川沿いのあたみ桜
・参考情報

熱海市指定有形文化財の起雲閣

 さて、今回はあたみ桜を求めて熱海を訪れた際に、併せて訪れた起雲閣の様子をお伝えしたいと思います。

 起雲閣は熱海市の指定有形文化財にも登録されていて、美しい日本建築をはじめ独特の雰囲気のある洋館もある歴史的な建物です。

 もともとは大正8年に別荘として築かれた建物で、岩崎別荘、住友別荘と並び熱海三大別荘の一つに数えられています。

 別荘として生まれた起雲閣の建物ですが、昭和22年に旅館として生まれ変わり、太宰治など多くの文豪に愛され、熱海に滞在する際に利用された模様で、現在でも文豪ゆかりの部屋を見学することができます。

 本館と離れは純和風の日本建築ですが、暖炉やガラスの採光やローマ風呂などモダンな建築様式の洋館では、大正ロマンの雰囲気が感じられる美しい建物となっております。

 特に玉姫の間サンルームは、ステンドグラスの天井や色鮮やかなタイルの床など、美しい空間が保たれており、まるで大正時代にタイムスリップしてしまったかの様に錯覚するほど心地良い雰囲気で満たされます。

 外からだけではなく、建物に入って内部の見学もできます。

 起雲閣は通常、朝9時から夕方5時までの開館で毎週水曜と年末年始が休館日となっておりますが、昨今のコロナウイルス感染拡大防止のために、4月8日(水)より5月6日(水)までは臨時休館となっている模様です。

 尚、入場料は大人1人510円となっています。

 また、その美しい建物や庭園などから、多くのドラマや映画の撮影でも使用されてきた名建築でもあります。

起雲閣アクセス

 今回は、あたみ桜のお花見の都合もあり、自分は海岸沿いのコインパーキングを利用しましたが、起雲閣には普通車が37台停められる駐車場もあります。

 静岡県熱海市昭和町4-2付近

 公共交通機関では、JR熱海駅より徒歩20分ほど、もしくはJR熱海駅より伊豆箱根バス起雲閣前バス停下車すぐとなっております。

 熱海駅から徒歩20分ですと少々遠く感じてしまうかも知れませんが、熱海の商店街やお土産物屋さんを覗きながらお散歩するのも旅の楽しみかと思います。

勘兵衛 テリーヌオショコラ

大正ガラスの美しい起雲閣の窓

 実は自分は結構昔の建物が好きで、歴史的な建造物を見て回ることも多いのですが、大正時代に建てられた建物でいつも心惹かれるのが、その美しい窓の佇まいです。

 大正時代に建てられた建物の多くの窓に採用されているのが、「大正ガラス」。

 大正ガラスは、職人が一枚一枚流し込んで作った大正ガラスで、手作りなので微妙に歪みがあって光の屈折でガラス越しの景色も曲がって見える、光の当たり具合が優しい温もりのあるガラスとなっております。

 室内に差し込んでくる日差しが柔らかく、心地良い空間が広がると同時に、外から見ますと回りの景色の反射や映り込みが非常に美しく、現代建築にはない独特の美しさがあると思います。

糸川沿いのあたみ桜

 さて、起雲閣を見学させてもらった後は、糸川沿いのあたみ桜をゆるりと観に行きます。

 起雲閣から数分歩きますと、あたみ桜のメイン会場となる糸川沿いの遊歩道エリアがあります。

 糸川沿いには57本のあたみ桜が植えられていて、1月中旬以降より日本一の早咲きの桜を咲かせてゆきます。

 糸川沿いには、57本しか植えられておりませんが、それほど広くないエリアに所狭しと植えられておりますので、木々の間隔が狭く、密度感があり、実際にはもっと多くの木があるのではないかと錯覚してしまうほどの迫力があります。

 しかし、それほど広いエリアではないのは事実ですので、満開の見頃の時期にはお花見客で賑わい、近年では結構な混雑となっております。

参考情報

 今回は、1月に訪れましたあたみ桜のお花見の際に立ち寄らせていただきました起雲閣にスポットを当ててお伝えしました。

 2020.01.30に撮影したもので、記載の内容につきましては、撮影当時の情報となりますので、ご理解の程お願い申しあげます。詳しい情報につきましては関連施設のHPなどをご確認下さい。

使用機材:SIGMA dp1、SIGMA dp2